PCを始めた頃のキーボード操作は、我流でした。
幸いなことに友人にブラインドタッチを教わる機会があったので、ホームポジションから打っていく癖を徹底しました。
はじめてキーボードに触ったのはワープロの時代
その昔、まだWindowsが世の中に定着する前は、ワープロ(ワードプロセッサー)が文章作成をするものとして中心に活躍していました。
いわゆる「活字作成マシーン」ですね。文字打ちに特化したマシーンでまさにその機能しかないものですが、PCと違うのは、プリンターが内蔵されていますので、印刷もできます。
私がはじめてキーボードを触ることになったきっかけは、携帯電話販売の仕事をしていたときに、料金表を私が作成することになってワープロを借りてきて作業しました。
この時に生まれて初めてキーボードというものに触ったわけですが、とにかく文字を探しながら打っていくわけですから、マジで時間かかる。本当に死ぬほど遅かったのを覚えています(笑)
ローマ字打ちで、一つのアルファベットを探すのに5秒~10秒かかっていました。なので一つの文字を打つのに10秒~20秒かかるわけです。
そう、仕事になりゃ~しません(T_T)
でもやるしかないので、徹夜で仕上げました。
A4サイズに収まるくらいの簡単な文章を打つだけで6時間以上かかったのを覚えています。チュンチュン小鳥のさえずりが聴こえている中、寝ようとしたときのことです。
なんと、不幸にもその渾身の文章を一瞬にして何かの操作を間違えて消してしまいました。
こういう経験がありました。
まぁ、最初は誰しも多かれ少なかれこういった経験はあるかと思いますが(^^ゞ
その原稿は時間がなかったので、ワープロの得意な知り合いにお金を出して打ってもらって解決しました。
PCを触るようになって間もない頃ブラインドタッチを覚えた
それから時は流れで、パソコンが一般に普及する時代になり、自宅にPCが来てキーボードと向き合うようになりました。
ワープロ時代に経験したことは嘘のように、何故か文字を打つのは苦ではありませんでした。
そんな中で、パソコン検定の資格を持つ友人にブラインドタッチを薦められました。私はまだ人差し指で文字を探しながら打っている段階だったので、矯正するまでもなく素直にホームポジションから時間をかけて覚えていきました。
そのお陰で「キーボードを見ないで文字が打てる」が当たり前になり、文章を打つのは何の苦もありません。
文字打ちの意識から解放されて本来の仕事に集中できる
ブラインドタッチができるようになると、作業効率が断然に違いますし、「文字を打つ」という行為に意識を取られなくても済むので、思考と指先を切り離して動かせるので、とにかくパソコンを道具として仕事している方にとってはブラインドタッチを覚えるだけでも仕事が楽になる近道です。
オススメは好きなことや興味のあることを文章にして慣れていく
タイピング練習ソフトなど使うのも手ですが、私がお勧めするのは、「自分が興味のある文章を打つ」が上達が早いと思うことから、趣味でブログを立ちあげて、「何でもいいから書いていくこと」をオススメします。
ちなみにタイピング速度なんて数やっていけば、自然に速くなってくるものなので、これは全く気にする必要はありません。
ブラインドタッチのホームポジションできちんと打刻していけば必ずスピードは速くなっていきます。
普段は仕事でしかPCを触らないという方にとっては、文字を打つことすら抵抗を感じるかもしれませんが、自分の好きなことや興味のある世界で文章を書いていけば気軽に取り組めるのではないかと思います。
自分の持っている情報や思考を文字で整理することで知識が深まります。
「練習」とか「訓練」になると苦痛なイメージがつきまとって長続きしませんが、自分の興味のあることについて書いてみる、日記にしてみることで、ブラインドタッチを覚えることも苦痛ではなくなると思います。
好きなことや興味あることで実践すれば、やっていく程に文字を打つのが楽しくなりますよ。
楽しみながらやらないと損なので、是非趣味ブログを始めてブラインドタッチを覚えてください。
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