日本の電化製品は優秀ですが、一生使うことのない機能がいちいち多過ぎるものがあったりします。そのせいで、必要な機能を把握するのに相当な時間を奪われてしまうことも。これが仕事で使う電化製品や機材などであれば致命的です。
そしてその家電製品や機材を購入するとついてくる取説(取扱説明書)。私はこれまで、取説を大事に保管するために取説用のバインダーを購入してまでマメに取っておきましたが、ある日片付けていたときに10年も見ていない取説が大量に出てきて、無駄だと気づきほとんどを破棄しました。
複雑な機能が搭載された家電製品の分厚い取説も含めて、今の私にはそれは一切不要と感じています。
取説は読むのがめんどくさいから直感的操作をする人が多いのは確か
私は取説を読むのは、正直めんどくさいです。どんなにわかりやすく書かれていても、先に製品を操作してみてその反応から判断して操作方法を把握した方がしっくりきます。
世の中にはそんな人がほとんどで、とにかくその製品を手にしたら「触れてみたい」というのが本能的だったりしますし、そういったトライ&エラーでその製品のことがわかってもきます。
多機能な製品の場合はマニュアルを辞書代わりにして調べる感じで
それでも多機能で複雑な機能が搭載された製品は、どうしても取説を見ないと全くわからない場合があります。そんなときは、知りたい操作だけを調べるようにしています。
一から全部取説を読んで操作方法を熟知する人はいないと思いますが、基本的に読むのは時間の無駄です。
1年前に購入した製品の取説で一度も目を通してなかったら迷わず捨てよう
ほとんどの電化製品の保証期間は1年で切れます。この保証書が切れるタイミングの1年が経過した頃、取説をもう一度見直してみて、もし取説に一度も触れることがなかったら製品保証書といっしょに捨ててしまってもいいと思います。
お気づきの通り、対象の製品の取説で使い方を調べなくても、恐らく何も不自由なく1年間使えてきたわけですから、ここは必要ないと判断して迷わず廃棄で大丈夫です。
取説を所有しているのは不要、必要になったときだけWEBからダウンロードすればいい
今はネットで検索すればたいていの製品マニュアルはPDFデータとしてメーカーが残しておいてくれています。
かなり古い製品やメーカーとしてのサポートが終了しているものは取説はないかもしれませんが、いざとなったら取説をWEBからダウンロードできるので、WEBに取説の有無を確認して廃棄してもいいと思います。
私の場合は購入したら製品の紙のマニュアルはすぐに廃棄します。込み入った機能満載の製品については念のためWEBからPDFをダウンロードしておきますが、ここ近年は廃棄しても困ったことはありません。、
WEBにデータがないもしくは、取説はとっておきたいという人はデジタル保管がオススメ
古い製品でWEBにデータがなかったり、そもそもWEBには上がっていないものもたくさんあります。
その場合はスキャニングしてデータを保管しておきます。取説一冊くらい場所取らないですし、いいのですが家の中には古いものも含めて無数に家電製品が存在するわけです。それらのマニュアルをすべて保管していたらダンボール一箱分相当にはなると思いますし、貴重な部屋のスペースをそれだけ占有することになります。
だからこそここはできる限り電子化してしまえば部屋もすっきりするし、探す手間も省けます。
デジタル化には裁断が必要ですが、あっという間に数十ページもある取説でも電子化できちゃいます。
まとめ
アップル社製品の取説はすべてWEBで閲覧するようになっています。このアップル社が世界中の多くの人から支持されていることの一つに、「取説がなくても直感的に操作ができる設計」で作られているのも魅力の一つでもあります。
操作方法を把握しなくても、触っているうちに、遊び心でワクワクしながら目的を敵えられる。これは本来の家電製品も含めた「ツールが向かうべき方向」ということが証明されたと思います。
生活を便利に豊かに製品だからこそ、「面倒」を「楽しい」にしていければと思います。
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