便秘は特に女性に多い悩みですが、男性の私でも慢性的な便秘を持っています。正常に毎日排便されないというのは、大げさな話ではんく持病という扱いになるのかもしれません。
そんな便秘についての情報が、ネットや書籍などあらゆるところで、原因やその改善方法などがありますが、個人において根本的な原因や改善は人それぞれで、正解はありません。
また、医学的にも腸の働きについては脳から影響していると言われるくらい、心の問題であったりとまだまだ解明できない部分がたくさんあるようです。
便秘の改善方法の情報はネットに山のようにあるので、ここでは私の症例においての、日々便秘の改善を維持している対策や方法論をお伝えします。
便秘は生活習慣や食生活の見直しだけでは改善されない場合もある
便秘は、書籍やネットの情報によくある「生活習慣や食生活の見直し」を実行しても改善しないこともあると思います。
確かに生活習慣や食生活の見直しにより、改善されたこともありますが、仕事や長年の生活スタイルにより、元に戻ってしまう場合も多く、また、それだけが問題ではないという前提の元でお伝えしていきます。
便秘は女性に特に多いということですが、男性も多分少なくはないはずです。「出したい」という気持ちがあってもなかなか便意がやってこない、便意が来ないから尚更便秘になるという悪循環になっていくので、私の場合は日々気を抜かずに意識が必要です。
便意や排便が長い期間来ないと、腹痛の恐怖と不安に襲われる
通常の健康体の人は、「その日に食べたものが翌日にかけて消化」され、翌朝に「便となって排出」されるわけです。それが毎日繰り返されるので、いつもお腹の中はすっきりしているので便秘の辛さはないでしょう。
逆にお腹が緩く下り気味の人もいますのでこれはこれで違う次元が悩みがあるようです。
私の場合は、毎日排便があるのとは逆に、酷いときは1週間くらい便のことを忘れてしまうくらいに便意も腹痛さえも襲って来ないまま日々が過ぎていくことがあります。そんな中、ある日突然、便意がやってきて、かなりの痛みがあることもあり、排便そのものが恐怖と苦痛になるときもあります。
痛い部分はいつもS状結腸の部分を便が通過したとき
便秘の日々が続いて、排便が近くなると、必ず締め付けられるようなピリっとした痛みがお腹の一部に走ります。これは調べたところによると、直腸の手前の部分にある急なカーブを描いてる「S状結腸」を便が通過するときに痛みが発生することがあるそうです。ただこの痛みについては、体質的な問題で、特別敏感な人が痛みを感じやすいそうです。
そういう敏感な人は、内視鏡検査でカメラがここを通るときは人よりも痛みをかなり感じるようです。実際に私が内視鏡検査でここにカメラが通ったときには、かなりの痛みが走りました。(これは異常なことでなく個人差の問題のようです)
私は普段のこの痛みは、「便の固さ、質、量」の関係でこの痛みの有無があるようです。決まってこの痛みが来るわけでもないのですが、特に便秘が長引いたときに痛みがあるので早めに排便することがより一層大事になってきます。というか、基本的に便秘そのものを治せ!とツッコミが入りまますよね。
便秘が原因の病気を疑い、大腸の検査を一通り行ったが何も異常は診られなかった
慢性の便秘に長年悩まされてきて、酷いときには3週間くらい出ないときもありました。
便秘が長い期間続くと、宿便が腸のあちこちに溜まり、便意があっても最初の便は古い便で水分がなくなっているので、かなり出しずらく、肛門にも負荷がかかり、悪循環で身体に非常によくない状態となってしまうようです。
そんなことが繰り返されてきたので、大腸をはじめとする、内蔵疾患を疑い、内視鏡の検査を一通り行いましたが、何も異常はありませんでした。
しかし、この便秘のままで生活しているといつかは大病になってしまうので、これは今のうちに改善をしないといけないので、私なりに出来ることから試してみました。
生活改善と食生活も然ることながら、乳酸菌、整腸剤も実感できなかった
繊維や水分を取り、生活スタイルも規則正しい生活をしていても、便秘体質の人は簡単には改善されないことが多いようです。
そこで私は、月並みにヨーグルトの乳酸菌を頻繁に摂るようになりました。それでも効果はほぼないので、整腸剤を飲むようになり、これもまた、たまにしか効果が得られず、あまりあてにはなりませんでした。
そんなある日、便秘のことを医師に相談したところ、「便が3日以上溜まるのは身体にとって非常に良くないから、下剤でも何でも多少無理にでも、排便させることの方が身体にはいい」と聞き私は次の策を考えました。
市販の超有名なこの漢方薬で超ストライクで実感することができた
世の中にはお金さえ出せば、その筋の自分専用の漢方薬を作ってくれるところがあったり、かなり刺さるような謳い文句の便秘用のサプリなども販売されいます。またいろいろなネットからの情報もありますので、返って情報過多になってしまい、迷いが生じてしまいます。
それなので、とりあえず「一般的な大衆の人が実感している安価なもの」で試してみることにしました。
なんと!!そしたら、呆気ないくらいに効果と実感がありました。
就寝前の夜に飲むと、ほぼ翌日に排便があるので、これは今まで試した中では一番星となりました。それからは、3日出ないときにはこれを続けています。
根本的な解決にはなっていないのかもしれませんが、身体には負荷もなく便秘からは解放されたので、これを今でも続けない理由が見つかりません。
タケダ漢方便秘薬の特徴と良い点
これら3つが良かったと感じた点です。
- 下剤のようにお腹を下す感覚でなく自然な便意
- しっかりと残便感がなく排便される
- 錠剤には割線があるので便通の具合をみながら、一粒単位で量を調整できる
服用するようになってから、これまでの便秘の苦しさから解放されたわけですが、便意から排便までが苦しいと、本末転倒であり、解決になりませんが、それもほぼなくなり、私には合っているようです。
しかも便秘の度合いは個人差があります。
なので、この漢方薬の特徴として「服用する量を調整するようようになっている」ことで、そのときのコンディションを見ながら服用できる点が非常に良いです。
タケダ漢方便秘薬の個人的に服用に関して注意する事とイマイチな点
私は昔からの慢性的な便秘のせいもあり、忙しいときは、排便のことをすっかり忘れるクセがついているようです。なので、5日間便秘が続いてこれを飲むと、翌日はかなりの腹痛の後に便意が襲って来きます。
いくらこれがあって安心と言えど、「慢性的かつ便秘が習慣化されている身体の人」にとっては、排便のことは常に意識することが必要になります。もちろん、そのときの便秘の状態や体調よって服用する量の調整も必要になってきます。
飲んだ夜の翌日に排便が来るかけですから、便秘の状態や服用する量によっては、急に便意が来ることがあります。例えば大事な会議や接客のある人はそのあたりを考慮して調整する必要がありそうです。
ただ、生活や仕事の都合などを優先してしまい便秘が続いているのに飲む日がなかなか設けられない方が良くないので、飲む量で調整していくことの方が大事かと思います。
まとめ
体調が悪かったり、気分が乗らなかったりするのも、実は便秘のせいだったりもします。腹痛もなく便意のない便秘の日々が続いていると、排便することが特別のような感覚になって、精神的にも気軽に排便することができなくなってきます。
本来は漢方薬に頼らずに、毎日とはいかなくても1日おきに排便できるようなリズムを目指したいものです。なので、この漢方薬は、常に服用するものではなく、便秘が続いたときの最終手段としています。
便秘の悩みは人それぞれなので、これもその中の一つのパターンでしかないとお思います。この記事を読んだ方が「私の便秘パターンに近い、またはその通りだ!」という人の解決の糸口になれば幸いです。
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