曲作りでオリジナリティを育てる地味だけど効果的な方法

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曲作りって悩ましいけど楽しい作業です。でも行き詰まるとどうしてもできないことがあります。そして、自分のパターンに飽きちゃうし、色々なジレンマとの戦いでもあります。

私の生業はWeb業です。しかし誰がなんと言おうとミュージシャンでもあります(笑)趣味というレベルではありません。
そして今でも地道に作曲とか続けています。

プロじゃないので作曲について語る立場でもなければ、教えることも出来ませんが、長いこと曲作りを続けてきたので、自分なりのスタイルを確立してきたという自信はそれなりにあります。

ここで紹介する方法は個人的な体験から得たことなので、正解ではないですし、他の人の意見やスタイルもあるので、一つの事例に過ぎません。

誰でも取り組める簡単で単純な曲作りの本質的なこととして、参考になれば幸いです。

曲作りとは、正解のない感覚の世界

先に申し上げておきますが、曲作りって感覚の世界だから正解はないし、方法論とかも必要ないって個人的には思います。ガンガン湧き出る人にとっては、それこそ自由に型にハマることなくやればいいと思っていますし、曲作りについて悩んでない方は読まないでください(笑)

どんなに時代が変わっても楽曲制作の本質は永遠に普遍的

今の時代、DTMとかで簡単に誰でも音の素材とかが手に入って、作曲が出来る環境が手に入りやすいのですが、本質的な基本は昔と変わらないと思っています。

音楽ジャンルやアーティストによってはリズムトラックを中心に展開していったり、アレジンから構成を練っていったり、楽曲の持つ要素や構成、目的、アーティストの思考によってもその方法は様々です。

その方法に否定もしませんし、手段だと思っています。もちろん、面白い曲や素晴らしい曲もたくさんあります。

個人的には、歌ものを作るのでとにかく「メロディーの美しさ」がすべてだとという前提でここでは書きます。

作曲はできても、オリジナリティーを見いだせないことに気づく

多くの方は鍵盤かギターを使って作曲すると思います。
鍵盤を使ったときとギターを使ったとき、またはコードから作るなど、こういった入り口によっても出来上がる曲が違ってきますよね。完成度とかクオリティーは別でとして。

そしてそれなりのコード進行から入れば作曲のハードルはかなり低いもので誰でも鼻歌的に曲は作れちゃいます。

私も最初は、その方法で作り始めました。とにかく好きな曲のコードをほぼそのまま、メロディーやリズムを変えて鼻歌にして歌詞つけていったりしていましたね(笑)

こういう風に曲を作って行き着く先は、ボキャブラリーがないせいで不自然なメロディーになったり、音符の動きが自分の一定のパターンが繰り返されていくところです。
そしてオリジナリティーがなく歯がゆいというか、限界にきづくわけです。

C/F/G7 この3コード8小節だけでまずは100曲以上作ってみる

弾き語り等で楽曲をコピーして行くと、かっこいいコード進行とか、オシャレなコード進行とか、ヒット曲のコード進行や、だいたいのパターンがあることに気づくわけです。

コード進行はほとんどが既出であって、重要なのはメロディーにあるのです。
だから、この単純な3コードのパターン内でいかに自然なメロディーを作ることができるかが、その人の曲作りにおける実力になります。

世の中にある曲の大半の根幹にあるコード進行であり、あとは枝葉なわけです。
絵を描くことに例えると、「原色だけで決められたキャンパス内に絵を書く」と同じことですね。
オシャレにかっこよく、グラデーションカラーでいきたいところですが、少ない色でどれだけのクオリティーの高い作品を作れるようになるかの特訓です。

曲作りもこれと同じです。そして、この方法で私は300曲以上は書きました。

C / F / C / G7
C / F / C G7 / C

/1小節/

やることはいたってシンプルです。
この8小節の3コードでキーを変えずに、ひたすら思いつくままメロディーを作っていきます。

出来れば譜面に起こすといいです。メロディーが音符で可視化できることにより、より鮮明になるから。

何十曲か作っていくと、次第に同じようなパターンに定着してきて、イライラしてきます。それでもひたすら作り続けます。限界を越えていきましょう(笑)
リズムを変えたり、テンポを変えたり、拍子を変えたり。そうするとまた違った感じでメロディーが生まれてきます。

メロディーの輪郭や構成が明確に浮き出てくるようなる

コードで作っていく落とし穴として、どうしてもメロディーのつながりが不自然な部分が出てくるのですが、これを繰り返すと、次第にメロディーのつながりや構成がどのように導線を引けばいいのかが感覚的に見えてきます。
つまり、メロディーの行きたい方向性を自然に捉えることができてくるんです。

私の場合は、100曲を超えたあたりから自然にメロディーを描けるようになったと思います。(作品としてのクオリティーは全然低いのですが)

巷に色々な作曲の本はありますが、作曲のトレーニング方法としては、誰でも簡単に取組める効果的な方法だと思いますよ。

オリジナリティーのある楽曲ができなくて悩んでいる方、独自スタイル作りに苦戦している方は、自身を確立するための糸口になるかもしれませんので、是非挑戦してみてください!
心が折れそうになりますが、楽しみながら作っていくことがポイントです。
ここで勘違いして欲しくないは、「曲を数作ることが目的」じゃなくて、「感覚を鍛えることが目的」ということです。

オリジナルのスタイルに到達するためにどうしても数(経験)が必要ということです。

まとめ

曲作りのスタイルは色々あるので正解はない。
行き詰まった人や歌ものを作る人は、本質のメロディーに注力するべき。
独自の作曲スタイル構築のトレーニングとして、3コード8小節でとにかく数稽古する。

結果、メロディー構成が感覚レベルに染みこんでくるようになりますよ。

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