世の中にはたくさんの環境音や生活音からなる騒音があります。生活環境や仕事環境で苦手な音が鳴っていると、不快だったり、潜在的に我慢していたものが、結果的にストレスが溜まったりて、不快な音というのは精神的にも良くありません。
また、普段は気にならないけど、ここぞ!という集中したいときには不快な音もありますし、普段は気にしていなくてもその音により「潜在的にストレスが溜まっていた」ということもあります。
というわけで、環境音や生活音の騒音ついては、気にすればするほど気になったり、人や環境によっては問題をいつも抱えている場合もあります。
長年、道路沿いに暮らして慣れたはずの車の音、イラっとするときがある
私は、日中はひっきりなしに車が通る大きめの道路沿いのマンションに暮らしています。
もう長いこと暮らしているので、音は意識の中から消えていて慣れてはいるのですが、仕事に集中したいときや、精神的に敏感になっているときは、道路の音がかなり気になるときがあります。
特にここぞ!と真剣に何かに集中しているときには、マフラーを改造しているバイクがフルスロットルで通った瞬間は、爆発しそうになります(笑)
もっと大きな3車線くらいある幹線道路沿いなどの建物の間取りには二重窓などの防音対策がそれなりにされているので、静かなようですが、窓を閉めっぱなしじゃないと静かじゃないというのもちょっと考えものです。
たまに他の家にお邪魔したとき(閑静な住宅地など)には、「本当に普段うるさいところに住んでいるんだな」とつくずく身体レベルで思い知らされます。やっぱり静寂な環境は落ち着きますし、ストレスがありませんね。、
ときに、騒音のせいで、生活サイクルを夜中にしたりしなければ仕事にならない等、騒音というのはかなり大きなリスクが潜んでいたりします。
家の生活音が気になってしまい悩まされることもある
同じ屋根の下に住む家族といえど、それぞれにプライベートがあったりライフスタイルが違っていたりするので、食器を洗う音、テレビの音、廊下を歩く音、扉の開け閉めの音、様々な生活音があり、それが気になってしまい、自分にとっては騒音となってしまうこともあると思います。
仕事や勉強などしていると同居人の生活音が気になって「音が気になって集中できない」、「集中モードに入らないと捗らない」という場合もあるでしょう。
同居人の人は大騒ぎしたり、爆音で音楽をかけていたりすることをしていない限り、普通に生活しているわけですから、当然全く罪はないのですが、音そものに「イラっ」としてしまったり、集中が途切れてしまう場合があります。
防音壁に囲まれた専用の部屋を確保するしかないが・・
簡単に言ってしまえば、どこか離れの部屋を借りるなど、誰も邪魔の入らない環境を用意するのが一番手っ取り早いのですが、実際にはそれができないから困っているわけで、集中できる方法を見つけるしかありません。
部屋を防音対策すると、現実的ではない出費になることや、人によっては防音対策をすることにより、外部と遮断されるわけですから、逆に困ることも出て来る場合もあるかと思います。
手っ取り早いのが自分の耳を塞いで対応する方法
やはり一番簡単で、コストもかからずに出来る方法がこの耳を塞ぐ方法が最適かと思います。そこで思い浮かぶのが「耳栓」ということになるのですが、私はこれをどこで購入すればいいのか一瞬迷ったときがありましたら、ドラッグストアに普通に売られているんですよね。
ドラッグストア等で売られている耳栓は種類が全然ない
ただこの耳栓ですが、世の中、こんなにモノが溢れてるというのに、なんとドラッグストアに売っている耳栓の種類が2種類くらいしか選べないことがちょっとびっくりしました。
というのも、その売られているものが自分の耳にフィットすればよかったのですが、耳に合わないからそう思ったのです。耳の形状は人それぞれなので、耳栓こそいろいろなパターンがあってもいいと思うんですよね。最近のイヤホンは耳の形状のパッドが何種類も同封されているものがあるように、耳にフィットさせるのって難しいと思います。
これでたくさんの耳栓を試せて、自分に最適な耳栓が見つけられる!
いろいろと耳栓について探していたらありました!「MOLDEX 」というアメリカの耳栓ブランドがあり、何種類もの形状や素材の異なったものを出しています。
しかもそれが全部入りのお試しセットが数百円で試せるんです。
お菓子のようなポップなカラフルなデザインの耳栓ですが、機能的には申し分なく、満足のいくものでした。私は自分の耳に合ったものが見つかりました。
この耳栓のクオリティですが、amazonのレビュー数にも反映されている通り、軍の業務仕様で設計されていたりすることから、精度はかなりのものらしいです。
また種類のこの違いについては遮音の範囲やレベルもあるようですが、私にはその違いはわかりませんでした。
耳栓は、遮音レベルや精度よりも装着感で選んだ方がいい
これは私独自の持論ですが、耳栓を耳に詰める圧などでその遮音値も人それぞ異なってくるわけですから、形状さえ自分の耳にフィットすれば、遮音性はあまり気にならないと思います。
要は着け心地が快適かどうかが大事だと思うからです。
ちなみにこのMOLDEX製の耳栓については使い捨てという扱いになっていますが、一度使ったきりで使えなくなるものではないので、何度か使えるのでコスパ的にもかなり助かっています。この耳栓のスポンジがヘタるスピードは人それぞかと思いますが。
そもそも耳栓は完全遮音という概念で作られていない
耳栓でうるさい音を遮音して、願わくば完全遮音して欲しいと思ってしまいますが、そもそも耳栓というのは、完全遮音は目指してないようです。
というのも、人間が不快に感じる周波数のノイズ音をカットする設計になっているからです。なぜそのようになっているかというと、緊急時のためにも、必要なコミュニケーションが遮断されないためにも、人間の声の周波数は通るようになっているなど、「本来不要な周波数帯域はカットされ、必要な周波数帯域は残している」という設計になっているそうです。
完全遮音ってやろうと思えば、できるんでしょうね。
でもこれをすると、詳しくは知りませんが人間の脳にとっては危険のようです。本来の耳を無理やり塞ぐわけですから、これはうなずけますね。
射撃場でヘッドホンのように装着するイヤーマフもときどき使う
というわけで、耳栓を中心に紹介しましたが、耳栓だとどうも耳の中を塞がれて窮屈な感じが嫌なときがあるので、ときには射撃場で使用する「イヤーマフ」というものを使っています。
これはヘッドホンのように耳をホールドすして耳栓と違う遮音感があり、快適な感覚になるときもあるのです。しかし、私はこれを長時間の装着するのは締め付けられる感覚が続いて頭痛のようになるので、ときどきするようにしています。
耳栓とこれをすれば最強ですが、返って無音すぎて今度は気持ちが悪かったりします。
まとめ
生活音や環境音を遮断したいときは手っ取り早く耳栓をするしかないのですが、長時間したりいつも着けていると、やはり違和感というか、こはこれで苦痛になってしまったりします。そんなことから、イヤーマフと併用しています。
ここまで耳栓をススメてきて言うのもなんですが、遮音対策をしてきて結論から言うと、耳栓やイヤーマフのようなもので、無理やり耳を長時間塞いでいるのは、人間の身体にとって不自然ですし、精神的にもちょっと変な感覚になります。
確かに不快なノイズ音が遮断されるので、耳は快適にはなのですが、意識的にやり過ぎないようなバランスを取る必要があると思います。
耳栓やイヤーマフを習慣化しないように、できるだけ「ここぞ!」というときに使うようにした方がいいようです。
できれば自分にとって快適だ!心地良い!作業に集中できるぞ!という環境を手に入れたり、そこに身を置くようにした方が、精神的にも肉体的にもベストなことは確かです。
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