ケーブルやシールド類の定番の巻き方があります。ミュージシャン、音響機材を扱っている人や電気屋さん等にとっては当たり前というか、鉄則となっている巻き方、それが八の字巻きです。
音楽スタジオでよくシールドやケーブルを借りたときにキレイに巻いてあるのにお気づきかと思います。パッとケーブルを広げても、全く絡まらずにキレイに伸びてくれます。ギターシールドやマイクケーブル等の音響機材を扱うのは然り、長いコード類やLANケーブルもこの巻き方で対応できるので、ケーブル類はすべてこの八の字巻きを覚えておくと重宝します。
八の字巻きにしておけば、仕事が円滑&ケーブル類の品質管理が向上
自分の持っているケーブル類は、きちんと巻いてるつもりでも、何故か絡まりやすい事に気付きませんか?
ケーブルではなくホースになりますが、私は浄化水の清掃の仕事をしていました。タンク内に入ってホースを使って洗うのでホースを頻繁に使うわけです。ホースがしっかり巻かれていないとホースが絡まって邪魔になり、作業がスムーズに進まなく、致命的なことにもなります。なので巻き方については、もの凄くうるさく言われてこの仕事で八の字巻きを覚えました。
更に扱いやすい巻き方になっていることに加えて、長持ちするメリットも発生します。
通常の巻き方だと巻きクセがついてしまうので断線の原因になる
ケーブルやシールドを縄跳び巻にしている人をたまに見かけます。これは絡まりやすくなるのに加えて、使っていくうちにかなりの確立で断線します。よってケーブルの寿命を短くしているのでこの巻き方はすぐに止めましょう。
また、普通に丸く巻いていても縄跳び巻に比べて損傷は少ないものの、これも絡まり断線しやすくなりますので、八の字巻きを是非マスターしてください。
1メートル程の短いコードなら普通の巻き方でいいと思いますが、3メートル以上ある場合は必ず八の字巻にした方が扱いやすいです。八の字巻きはコード類、シールド、ケーブル、ホースなどに何でも使えますからね。
八の字巻のポテンシャルは、効率アップ、美しさ、耐久性にあり!
- ケーブルが絡まらず円滑に作業ができる
- ケーブルを美しく見せることができる
- ケーブルの品質管理の向上
3メートルくらいのケーブルならまだ八の字巻きのポテンシャルは発揮されませんが、5メートル、7メートル、10メートルと長くなればなるほど、八の字巻きにしておくことで得られるメリットは大きく感じていくと思います。
普通に輪っかに巻いていくと、ケーブルを解いたときに巻ができてしまいますが、全く巻ができませんので、長いケーブルを管理するときは必須の巻き方になりますので是非覚えておくといいですよ。
八の字巻きのやり方は動画で確認した方が理解が早くてわかりやすい
八の字巻きの肝心なやり方ですが、文章で説明するのはわかりずらいので、八の字巻きの動画がアップされていたので下記を貼らせていただきます。
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