リアル店舗で商品を見て触れてから、最安値のネットショップで購入することの是非

リアル店舗で実物を見て触れてから、最安値のネットショップで購入することの是非

インターネットが成熟期に入り、今日ではインターネットで買い物することが当たり前の時代になっています。以前までは、ネットでモノを購入すること自体に抵抗を持っていた人もいましたが、今となってはネットで購入しないと、不便だったり、損をしてしまう事も多くあったりします。

そんな中、「ネットでポチれば何でも買える時代」とはいえ、モノによっては実際に見て触れて比較してから購入するか決めたいものもあります。

しかし、実店舗よりもネットショップの方が安い場合が多く、「実店舗で実際に見て触れて比較して、店員から説明を受けてからネットショップの安い店舗で購入する」という形を取る人がいるようですが、その是非について持論を含めて書きたいと思います。

ネットのレビューや比較サイトで調べて、わからないことがあればリアル店舗に足を運ぶ

例えばある家電製品を購入したい場合、比較サイトや商品レビューを見ても、特に購入しようとしている商品が決して安くはない場合は、実際に店員に説明を聞いたり、実際にモノを確かめてから購入するか決めたいという場合が多いと思います。

私はそういうときは、必ず実店舗に足を運んで納得いくまで商品に触れたり、店員さんから説明を受けて、その商品について理解してから検討します。

むしろそうしないと、不安ですからね。もちろんネットにある購入者の体験レベルのレビューは非常に参考になりますし、決定打にもなる場合もあったりしますが、なんだかんだ行って「百聞は一見にしかず」という行動には勝てません。

リアル店舗で購入についての意思決定が固まったときのパターン

ここで、商品のこともある程度理解して、自分に合ったもの、自分に必要なスペックがわかって、商品が絞り込まれたとします。または「これしかない!」という一択で購入の意思が決まった場合もあると思います。

購入の意思決定のパターンとして以下に分類されると思います。

  1. 欲しいのはこの1択で決まり!即買いしよう
  2. 自分に必要な用途はどのスペックがいいか、迷っている
  3. 欲しいスペックが予算オーバーだ、帰ってから検討しよう
  4. 本当に必要かどうかわからないから、やぱり改めて検討しよう
  5. 今回の購入は見合わそう

1の場合は今スグに欲しいので、その場で即買いも大いにあると思います。または予めチェックしていた、最安値のネットショップで手持ちのスマホで購入するという方もいるかもしれません。

2以降は、少しでも迷いが生じているので、よっぽどの店員さんの押しの強さや相性が合わない限り、一旦購入を見合わせるのが普通でしょう。

実際の商品に触れてみて、店員に商品説明も聞いたのでそのことを踏まえて改めて「ネットで調べてみてから検討したい」という考えになることもあると思います。

実店舗で商品を確認してネットの最安値で購入するのはどうなのか!?

これは個人的な持論であり信念なので聞き流してください。実店舗で商品を十分満足に触れて、比較して、店員さんから説明も聞いておきながら、後からネットの最安値のショップで購入するのは非常に効率がよく、安く手に入る方法だと思います。もちろん、その人の勝手なので否定はしません。

でも私はこれは絶対にやりません。
同じ商いをしているからこそなのですが、逆に自分がされたら嫌だからです。

またその店舗で説明を受けて、商品を触れさせてもらって、店員さんと時間を共有させてもらって、商品の情報や知識をもらっておきながら、安いところで購入するって、セコくて、ズルくて、失礼だと思うわけです。

ただし、十分な知識を得られなかったり、店員の態度が悪かったら話しは別です。

実店舗でネットショップよりもやや高い買い物になるのは、商品を最適化してくれたコンサル費

以前、雨の日用の靴を購入しようとネットで調べていました。どうしても現物を履いてみたかったので、とあるリアル店舗に見に行ったときのことです。

店員さんが、お目当ての靴とは別の靴も提案してくれました。

最終的には提案してくれた靴を購入することになったのですが、後々ネットで調べてみたら、実店舗よりも3,000円程安かったのです。

それでも、私はその店員さんに説明を聞いて、提案をしてもらったのでその3,000円高かった分は、コンサル費だと思って何の後悔も、もったいないという気持ちもありません。

お店に行ったことにより、その靴のことが知れて、手にできたわけですから、決してネットで購入することばかりが良いということではないことがわかってきます。

商品の購入に迷っていて、しかも最安値で購入したい場合はネットの情報と戦うしかない

お目当ての商品の購入に踏み切れず、どうしても最安値で欲しい場合は、やぱりネットの情報と戦うか、メーカーに問い合わせるかして、実物を触れられないわけですから、安い代わりにそういったリスクがあるということだと思います。

もしも価値的に購入をしたいのであれば、リアル店舗に出向いて、専門的な話しを聞いて、余分の対価を差し出すことで解決できる場合もあるので、私としては、迷ったらリアル店舗に足を運ぶことをオススメしたいです。

どこのネットショップよりも安い場合もあるから足を運ぶ価値は十分にある

実店舗は人件費、店舗の維持などがあり、ネットショップよりも高いというイメージがあると思います。
しかし、量販店によっては仕入れルートが特殊だったり、仕入れ単価がどこよりも安かったりするので、大手のネットショップよりも安く購入できることがあるので、ネットの情報だけを鵜呑みにして最安値を判断するのはおすすめしません。

まとめ

実店舗で話しを聞いて、店員の対応が気持ちの良く、満足いく商品が手に入って、「価値的な買い物」ができたのなら、結果的に高くなっても、それは最安値で購入するよりも、それこそ「良い買い物をした!」という満足感が得られると思います。

しかし、実店舗の店員さんで、商品知識もまったくなくグタグタだったり、やる気がないオーラバリバリだったり、特定メーカーの回し者的にあるメーカーばかりを必死に勧めてくる店員の場合は、その店舗で購入することを止めるか、担当を変えてもらうかした方がいいです。

「誠実に対応してもらった」から「購入という行為で返す」

これにより、その店舗にとっては利益をもたらし、購入者にとっては価値ある買い物ができ、相互に幸せになれる関係が築けると思います。

ネットでの最安値で買う場合は、「選ぶ必要がない商品」であれば、最安値のショップで買うことにより一番ベストな買い物ができると思います。

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