「ヤフオクでモノを売る」は実践の中でインターネットビジネスが学べる

前回、ネットで手っ取り早く稼ぐには「家にある不要品をヤフオクで売る」ことをお勧めした記事を書きました。

今すぐ現金が欲しけりゃ、ヤフオクで不要品を売りまくれ!

実はヤフオクには、家の中の不要品を処分して稼げるだけではなく、更なるメリットが潜んでいます。

それは、インターネットビジネスの実践をしながら訓練や経験が積めるということです。顔の見えない画面の向こう側のお客様との信用取引になるので、インターネットビジネスの基本を学ぶのに最も相応しい場所と機会になるわけです。

商品の出品から発送までの一連の流れがビジネスそのもの

ヤフオクも結局のところは、「ネット上の商品販売」になるわけですから、家の中の不要品を出品する行為から、落札されて商品発送までが、まさしくインターネットビジネスの本筋を実践している事と同じです。

簡単に置き換えると以下のようになると思います。

  • マーケティング
  • 売れるもの、価値があるかどうかの市場調査

  • 販売力、営業力を高める
  • 高く売るための商品写真の撮り方、商品説明の工夫をして戦略を立てる

  • 顧客サポート
  • 落札者(お客様)への質問に対応、メール対応、商品の出荷

それではこの3つの項目ついて詳しく見ていきましょう。

マーケティング(事前に市場調査をして戦略の材料を揃える)

自分の売りたい品物が、市場ではどの程度の価格で売れるのか?
商品として価値があるものなのか?

このような「市場調査」をすることにより、場合によっては「出品する、しない」の判断基準になり労力の無駄を省くことができます。

また、競合がひしめく同じ商品が多く出品されいる場合は、売れることはわかったが、「相場が値崩れしている状況」と判断ができるので、「高く落札されるために戦略を考える」などの戦略や戦術を考えるための材料が手に入ります。

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販売力、営業力(商品写真、商品説明などを工夫して戦略と戦術を練る)

売りたい品物についての市場のニーズや価値などが把握できたら、今度はどのように強みを見せて出品していくかの戦略や戦術を考えていくことになります。

例えば、競合の多い商品の場合であれば以下のような対応が考えられます。

商品写真を魅力的に撮影するのに加えて、詳細な写真で点数を増やす。
商品情報については、商品の状態をきちんとより詳しく記載する
入札の開始価格を最安値でスタートして注目を得る。

例えば、出品商品に傷があったり、少々難があってもそこをきちんと説明することにより信頼を得ることができます。使用に問題がないのであれば落札する価値があるわけですから、逆にその傷が信用を得るためのアドバンテージとなったりするわけです。

顧客サポート(迅速かつ的確な対応で気持ちの良い取引を心がける)

戦略と戦術を立てて、商品ページが完成して出品が完了したら、落札を待つばかりです。

その間にも商品に対する質問があったりしますので、ここは迅速に的確に対応する必要があります。

そしていよいよ商品が落札されると、振込先や送料の通知のオペレーション業務から、梱包、発送業務、発送完了通知までを円滑に迅速にすることが取引の上でも要になってきます。そしてメールの文章も、丁寧にわかりやすく書きます。

常にユーザ(お客様)目線や立場を考えて実践することに集中する

上記でマーケティング、販売力(営業力)、顧客サポートと3つの要素をお伝えしましたが、どれもすべてに共通して言えるのが、「画面の向こう側のユーザの気持ちまたは欲していることや物」をいかに読み取ることができるか?にかかっています。

ここがブレて「とにかく高く売りたい!」「売れればいい」ということに囚われると、ビジネスとしては失敗ですし、学ぶことができません。

また、どれか1点が欠けても疎かになってもいけません。

市場調査を行わないで出品したら、結果的に「売れないものだった」となり、機会損失となるかもしれません。逆に「高く売れるもの」に対して市場の状態を把握していなかったために、出品するタイミングが悪く安く落札されてしまうケースなども考えれます。

高く落札させるための戦略や戦術を考えずに、散らかった部屋を背景にした写真と一行の文章だけにしたせいで、誰にも入札されない結果になるかもしれません。

落札されてから、落札者への最初の連絡をかなり時間が空いてから行なうことで相手を不安にさせてしまい、信用を失うこともあります。

落札者(お客様)はほとんどの場合は初回でたった一度の取引になるので、慎重に行う必要があるわけです。

まとめ

ヤフオクの実践がインターネットビジネスの訓練になるという記事を書きましたが、内容がビジネスとして詰め込みすぎた感があり、ちょっとわかりずらくなりました。しかし、とにかく考え方はシンプルです。

画面の先に生身の人(お客様)が存在してそのニーズや要望に適切な答えを探して、考えて、そして最後に返してあげるということです。

市場調査(マーケティング)
→売りたい商品は、何がどのようにニーズがあるか?

商品ページ(販売力、営業力)
→知りたいこと、聞きたいこと、必要なことが掲載されているか?

顧客対応
→迅速、的確、円滑、丁寧であるか?

これら一つ一つを意識して行っていけば、自然とインターネットビジネスの本質が身についていくと思います。

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