何をやっても長続きしなかった私がランニングを9年間も継続できてる秘訣

新しいことに挑戦してそれを継続させるためには、日々の努力と忍耐が必要だったりします。

例えばランニングを始めようと思っていても「暖かくなったら、走ろう!」とか「涼しくならないと体調が・・」とかいろいろな「やれない理由」のブレーキがかかってしまい、場合によっては継続どころか開始することもできません。

何をやっても長続きしない私がランニングを開始してから9年継続できていますが、最初は継続させるのに苦労しながら、無理なく継続する方法を自分なりに模索しました。この方法がランニングに限らず、何かに継続できなく苦闘の日々を送っている人の一助になれば幸いです。

自分の気に入ったデザインのランニングシューズやウェアを揃える

いきなりそこ?と思われるかもしれませんが、これ、実は非常に重要なんです。
人は自分の気に入ったものを持つとそれと使ってみたくなります。お気に入りの洋服を購入したら早くそれ着て遊びに出かけたくなるのと同じです。

モチベーションとやる気度が一気に手に入ってワクワクできる

私は最初のうちは「走れればなんでもいいや、初心者だし」と思いつつ、シューズ以外は、もともと持っている短パンやTシャツで走り始めました。しかし続けているうちに、必要に迫られてそれなりのものを購入したら、もっともっと走りたくなりましたし、「初心者の頃に買っていればスタードダッシュのモチベーションが全然違っていただろうな」と激しく感じました。

ランニングに限らず、何かを始めるときはその道具やアイテムをおもいっきり揃えてみるのもいいかもしれません。場合によっては「もう後に引けない」という自分を追い込むという意味で効果を発揮します。

絶対条件でなく状況に応じて検討すればいい

シューズやウェアもそれなりの値段がするので、「ハードルが高い方」、「まだコストをかけられない」という方は無理に揃える必要はないので、とりあえず「始めてみる!」ということで話しを進めていきます。

ランニングが継続できないあるあるパターン5つ

ランニングを継続できないパターンとして、以下のことが考えらるのではないでしょうか?

  1. 走るという行為が面倒になった
  2. 走るためのシューズやウェアがない
  3. 走るための時間が確保できなくってきた
  4. 体調が優れない、コンディションが整ってない
  5. 生活に流されて走るという事を忘れてしまう

継続できない理由で、一番多いと想像できるのが、1と2ではないでしょうか?
2については前項でお話したとおり解決できますが、1のメンタル面は走る気持ちを構築していかないといけません。

3からは「走る」という日常が完成すれば、意外と調整が効くようになりますし、そうならない方向に向かっていくものだと私の経験からは感じます。

今回は1の「面倒になっていく」という事にフォーカスして、「習慣化する方法」として私が成功したやり方をお話したいと思います。

ランニングを継続できなかった私の失敗例

ランニングに限らず、何についても言えることなのですが、最初は気合はいりまくりで最初から完璧にやろうとしてしまいます。

私の継続できなかったパターンは、完璧主義者という性格がネックになっていたようです。まだ始めてもいないのに、自分の走るイメージを完璧に完成させて、1日目から完璧な走りを目指すのです。

そうなると、どういう未来が待っているか想像つきますよね。そうです、まだ慣れてもいないのに、気が向かないときはなおさら、走ることがに慣れていないので、「走ると疲れる」という感覚になって、重くなっていくんです。まぁ、イメージって大事なのですが、使い方に問題があるということですね。

継続の肝はゆるく徐々に、身体と脳みそを騙していく

人の脳みそは突然環境が変わったり、一気に心身ともに負荷を与えてしまうと、ストレスを招いて拒否反応や疲弊してしまうそうなので、徐々に徐々にゆっくり、言い方は変ですがランニングするための習慣を構築するために「洗脳」するということに気付いたのです。

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これが継続できる脳みそと身体つくりのために私が実行した流れ

1. 初日は走らずに走る場所に行くだけ

ここが肝心で、大抵の人は初日なので、張り切って一杯走ってしまいます。そして数日して疲れてしまい、面倒になってフェードアウトしていくケースが多いと思います。
この日は走る現場に行くだけに留めておいてください。走りたくなっても絶対に我慢してください(笑)どうしても走らないと気がすまないときは数十メートルくらい走って終わりです。

この日は走ったとしても、これだけで終わって帰ってきてください。
全然疲れてないはずなので、翌日同じ場所にまた行きます。

2. 2回目は歩いてみる

2日目(都合で日をまたいだ場合でも構いません)は、1日目に現場視察だけしたので、今度はその場所を歩いてみます。走りたい場合は走って構いませんが、距離にして100メートルくらいにしてください。それでこの日は終了して帰ってきます。物足りなくてもここは我慢です。

3. 3回目は100メートルくらい走ってみる

2回目に続き、今度はいよいよ走ってみましょう。それでも100メートルくらいにしてください。もっと走りたいと思っても、200メートル程で我慢して止めます。

4. しばらくは100メートル走る事をルーチン化する

3回目の「100メートル走る」事を4回目以降、しばらくの間(2週間くらい)ルーチンとして継続します。
馬鹿らしくなり、もっと距離を走りたくなりますが、我慢して終了します。これを繰り返すことにより、「全く疲れない」ので、ランニングそのものが習慣化していくのと同時に身体が徐々に慣れてきます。

5. いよいよここから100メートルずつ増やして走っていく

ここまで来ると、ランニングが習慣化され始めて来ています。
コンディションや継続日数、その人の体力等にもよりますが、10日~2週間程4のルーチンを繰り返したら、いよいよ日を増す毎に100メートルずつ増やして走っていきます。

1ヶ月すると知らない間に習慣化していることに気がつく

考え方としては、全くがんばらずに、ユルい感じで「習慣化する」ということがテーマとなっています。
だから、極端な話し、初日はランニングの格好して外に出るだけでもいいのです。

重要なのが、面倒にらならない脳みそ作りです。目的(ランニング)のために「外に出るクセをつける」というものです。

このクセがついてしまうと、不思議とどんなに寒い日でも外に出てランニングを始めるようになってしまいます。
たまにありますよね、あまり乗り気じゃないのに「あぁ~行くの面倒くさいなぁ~」って思ってたけど、出てしまえば身が軽くなって、結局家にいるより充実して良かったってことが。

面倒なのはそのときの感情に支配されているだけなので、いかに日々のどの面倒に思ってしまう脳みそを払拭するかなんです。

まとめ 継続という最高の武器が備わっていれば、質や量は簡単に増やすことができる

今回はランニングをテーマに私の成功した継続するコツについてお伝えしてまいりましたが、この方法は何のもので応用が効くと思いますので、是非「あなたの継続したいけど、できてない事」があれば、当てはめてお役に立ててみてください。

忍耐や気合や根性というものは瞬間的にここぞ!という時に発揮するものであって、継続というのは、やはり淡々と繰り返すことが大事なので、いかに苦しまずに継続できるかを考えていくしかないと思っています。

今回は継続というお話で終わりますが、ランニングの走る時間とか距離については、その人の裁量や目的によっても違ってきます。いずれにしても、継続という基本ベースが整っていれば、その「質や量」についても、簡単に取り組みやすいものであるし、調整も効くものだと思います。

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